近年の県産材を取り巻く環境は、木材の代替品との競合等により非常に厳しいものとなっています。そのような状況下において、琵琶湖の水源のかん養、地球温暖化の防止その他の多面的機能を有している滋賀の森林を未来に引き継ぐためには、県産材の利用を促進し、森林所有者の森林の管理に対する意識を高める必要があります。
琵琶湖・CO2ネットゼロ対策特別委員会では、暮らしを支えるかけがえのない滋賀の森林を健全な姿で未来に引き継ぐため、環境の側面から県産材の利用を促進する既存の「琵琶湖森林づくり条例」「滋賀県CO2ネットゼロ社会づくりの推進に関する条例」に加えて、経済の側面から県産材の利用を促進する「滋賀県県産材の利用の促進に関する条例」の制定を目指し、この度、条例案要綱を取りまとめました。
この内容について公表するとともに、次のとおり県民の皆様からの御意見の募集を行います。(お寄せいただいた御意見は、これに対する考え方を整理した上で公表することを予定しており、個々の御意見に直接回答はいたしません。)
令和4年11月25日(金曜日)〜同年12月26日(月曜日)