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意見書・決議の詳細情報

意見書第8号 平成3年産米の価格等に関する意見書

番号
意見書第8号
(平成03年)
議決年月日
平成03年6月28日
結果
可決

本文

意見書第8号

        平成3年産米の価格等に関する意見書

 最近の我が国の農業は、米の市場開放圧力が一段と強まる中で相次ぐ農産物の自由化、担い手不足など、深刻な状況に置かれている。
 こうした中にあって、稲作農家は、農業の先行き不安を抱えつつ、国民の主食を守り、国土を守り続けるため、水稲と生産調整の転作を通じ、経営の安定に懸命の努力を続けている。
 よって政府におかれては、生産農家が将来展望を持って営農にいそしめる基本政策を早期に樹立するとともに、稲作経営の安定を図る政策、価格の確立に向けて、下記事項について特段の措置を講ぜられるよう強く要望する。
                記
1、平成3年産米価の現行維持および自主流通対策費ならびに予約概算金の現行確保を図ること。
2、政府米と自主流通米の均衡ある集荷を行うための財政的、政策的支援を行うこと。
3、米飯学校給食への地元産良質米の供給に対する助成措置および米の消費拡大対策を充実強化すること。
4、米の大規模乾燥調整施設、低温倉庫の整備対策および小規模老朽農業倉庫の集約整備対策の充実強化を図るとともに、大消費地におけるばら流通荷受け施設等の拡充を図ること。

 以上、地方自治法第99条第2項の規定により意見書を提出する。

 平成3年6月28日
                 滋賀県議会議長  伊夫貴 直彰

(宛先) 内閣総理大臣 大蔵大臣 農林水産大臣 経済企画庁長官

会議録

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