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意見書・決議の詳細情報

意見書第11号 米の市場開放絶対阻止に関する意見書

番号
意見書第11号
(平成03年)
議決年月日
平成03年7月11日
結果
可決

本文

意見書第11号

       米の市場開放絶対阻止に関する意見書

 ガット・ウルグアイ・ラウンドの農業交渉が年内合意に向け本格的な交渉を再開しようとしている中、最近の我が国農業を取り巻く情勢は、諸外国からの強い市場開放要求や国内の一部において米市場の部分開放容認等の声が聞かれるなど、非常に厳しい状況に置かれている。
 米は、我が国民の主食であるとともに農業の基幹作物であり、生産農家および生産者団体は、最近の米の過剰実態を踏まえ、行政と一体となって厳しい生産調整に取り組み、需給均衡の回復および生産コストの低減に懸命の努力を続けている。
 このような状況下にあって、米市場が開放されたならば、我が国農業はもとより地域経済、さらには国民生活にはかり知れない打撃をもたらすこととなる。
 よって政府におかれては、我が国農業を守る立場から下記の事項を実現されるよう強く要望する。
                記
1、米は、今後とも国内で完全自給することとし、米の市場開放は絶対に行わないこと。
 そのため、3度にわたる国会決議を踏まえ、これまで政府が提案してきている食糧安全保障の主張を貫き通すこと。

 以上、地方自治法第99条第2項の規定により意見書を提出する。

  平成3年7月11日
                    滋賀県議会議長 伊夫貴 直彰

(宛先) 内閣総理大臣 大蔵大臣 外務大臣 農林水産大臣 経済企画庁長官

会議録

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