意見書第19号
琵琶湖総合開発特別措置法の延長およぴ計画改定を求める意見書
琵琶湖総合開発は、水需要が増大する阪神地域の新たな水源をぴわ湖に求めたことに端を発し、下流阪神地域への水資源の開発およぴぴわ湖とその周辺地域の保全、開発を国家的見地から特別立法の上、総合的、一体的に行うこととされたものである。
水資源開発事業は、平成3年度末に完了する見込みであるが、一方の柱である地域整備事業は、法律の有効期限である平成3年度末完成は不可能な状況である。
よって政府におかれては、琵琶湖総合開発の本旨を踏まえ、所期の目的が早期かつ完全に達成されるよう、現行財政特例を踏襲の上、琵琶湖総合開発特別措置法の5年延長およぴ計画の改定等所要の措置を講ぜられるよう強く要望する。
以上、地方自治法第99条第2項の規定により意見書を提出する。
平成3年12月16日
滋賀県議会議長 伊夫貴 直彰
(宛先) 内閣総理大臣 大蔵大臣 建設大臣 農林水産大臣 自治大臣 国土庁長官