意見書第12号
地方財政の充実強化に関する意見書
地方財政の現状は、累積した多額の借入金残高を抱え、依然として極めて厳しい状況の中で多極分散型国土形成の促進のための地域振興、高齢化社会への対応等、多くの政策課題を抱え、財政需要はますます増大している。
このため、地方一般財源を充実強化し、財源構造の弾力性を高め、時代の変化に即応した自主的な施策を積極的に展開できるように地方財政基盤を強化することが不可欠である。
よって政府におかれては、地方財源の充実強化のため、特段の措置を講ぜられるよう強く要望する。
以上、地方自治法第99条第2項の規定により意見書を提出する。
平成4年12月18日
滋賀県議会議長 桑野 忠
(宛先)内閣総理大臣 大蔵大臣 自治大臣