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意見書・決議の詳細情報

意見書第9号 牛肉、オレンジ輸入自由化の受け入れ撤回を求める意見書

番号
意見書第9号
(昭和63年)
議決年月日
昭和63年7月14日
結果
否決

本文

意見書第9号

   牛肉、オレンジ輸入自由化の受け入れ撤回を求める意見書

 政府は、米国の要求に沿って牛肉、オレンジの輸入自由化を受け入れることを決定した。
 2月の農産物輸入自由化に次ぐこの決定は、我が国の経済主権を放棄し、農家経営を困難に陥れるばかりか、我が国農業を崩壊に追い込むものである。また、今回の自由化には、引き続いて米の輸入自由化に道を開こうとする米国の狙いがある。
 我が国が独立国として自立した経済基盤を確保するために農業を保護し、安全で安定した食糧の自給を目指すことは当然の権利であり、輸入自由化はこれに逆行するものである。
 よって政府におかれては、牛肉、オレンジの輸入自由化決定を撤回するとともに、子牛価格安定制度の強化など、畜産農家の経営安定施策を講じるべきである。

 以上、地方自治法第99条第2項の規定により意見書を提出する。

 昭和63年7月14日
                     滋賀県議会議長 酒 井 研 一

(宛先) 内閣総理大臣 外務大臣 農林水産大臣

会議録

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