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意見書・決議の詳細情報

意見書第11号 「豊かな湖国づくり」のための道路整備に関する意見書

番号
意見書第11号
(平成06年)
議決年月日
平成06年10月13日
結果
可決

本文

意見書第11号

   「豊かな湖国づくり」のための道路整備に関する意見書

 本県は、人と自然との共生のもとに21世紀に大きく飛躍する「豊かな湖国づくり」のために、社会資本の質、量の両面において充実を図り、県民が真に豊かさを実感できる社会の実現や愛着のもてる施設づくりを基本方針としている。
 とりわけ、道路は最も基本的な社会基盤施設であり、高規格幹線道路から市町村道にいたる道路網の整備を促進することが重要である。
 本県においては、びわ湖を中心とした豊かな自然と恵まれた歴史、文化を生かしたリゾート機能の集積を進めるとともに、びわこ空港や産業、研究施設などを核とする地域整備等各種プロジェクトの推進を図っていくこととしているが、これら地域整備を支援していくためには、道路網の整備を促進することが必要不可欠であり、特に、第二名神自動車道については地域の産業、経済および文化等の振興、発展に大きく貢献するものと期待されている。
 本県は近畿、中部、北陸圏を相互に結ぶ交通の要衝にあることから、名神高速道路や国道1号、8号など国土幹線道路が通過しているものの、広域交通と地域交通が混在して、各地で交通混雑、渋滞が慢性化し、その機能は著しく低下しており、県土の均衡ある発展と活力ある地域づくりを一層推進するためには、第二名神自動車道や一般国道等の幹線道路網の重点整備が強く求められている。
 よって政府におかれては、道路整備の重要性、緊急性を深く認識され、第11次道路整備五箇年計画を確実に推進していくため、平成7年度の政府予算編成に当たり、道路予算の大幅な増額を図るとともに、平成7年度公共投資重点化枠の配分に際しては、道路事業に重点的に配分されるよう強く要望する。

 以上、地方自治法第99条第2項の規定により意見書を提出する。

 平成6年10月13日
                  滋賀県議会議長 田 中  雄

(宛先) 内閣総理大臣 大蔵大臣 建設大臣

会議録

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