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意見書・決議の詳細情報

意見書第3号 滋賀県内の気象官署の整備、拡充に関する意見書

番号
意見書第3号
(平成07年)
議決年月日
平成07年6月29日
結果
可決

本文

意見書第3号

   滋賀県内の気象官署の整備、拡充に関する意見書

 滋賀県は、県庁所在地に測候所や連絡事務所さえない全国唯一の県である。大津市付近を震源とする直下型地震が発生した場合、大津の震度が発表されないため初動体制に大きな遅れが生じ、大津にある県の防災関係機関との連絡や情報伝達に支障を来すことが予想される。
 近年のレジャー・リゾート開発でウインドサーフィンなどの利用者は増加の一途をたどり、強風注意報が極めて重要な情報となっている。しかし、湖上には気象観測所が一つもなく、風向、風速の実況値を即時的に入手し、的確な気象情報を提供することが困難となっている。
 また、大雨の監視には、気象レーダーが不可欠であるが、彦根地方気象台は遠く離れた大阪レーダーに頼るところが大きく、レーダー波が生駒山に遮られてエコーの減衰により湖西地方の雨量が見えにくくなっている状況にある。
 よって政府におかれては、下記事項について特段の措置をとられるよう強く要望する。
               記
1.大津市に測候所を新設すること。
2.琵琶湖上に気象観測所を新設すること。
3.滋賀県内に100キロレンジの気象レーダーを新設すること。

  以上、地方自治法第99条第2項の規定により意見書を提出する。

  平成7年6月29日
                  滋賀県議会議長  黒 川  治

(宛先) 大蔵大臣 運輸大臣 気象庁長官

会議録

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