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意見書・決議の詳細情報

意見書第5号 第9次治水事業五箇年計画の策定と積極的な推進を求める意見書

番号
意見書第5号
(平成08年)
議決年月日
平成08年7月11日
結果
可決

本文

意見書第5号

    第9次治水事業五箇年計画の策定と積極的な推進を求める意見書

 古来、治水事業は公共事業の中でも根幹的なものであり、活力ある経済社会と安全で快適な生活環境を築くうえで、最も重要な課題の一つである。
 しかしながら、本県の治水施設の現状をみると、琵琶湖総合開発事業により改修が進んだとはいえ、全体としての整備水準は依然として低い状態にある。
 一方、河川は日々の生活や文化と深く関わっており、水量、水質ともに兼ね備えた自然豊かな水辺環境の保全と創造に対する県民の要望は、ますます増大してきている。
 目前に迫った21世紀の社会を見通し、このような現状を顧みると、洪水、渇水および地震等による災害の防止と、豊かで美しい県土の創造を目指す治水事業を、協力かつ着実に推進することは、行政の最大の使命であると信ずる。
 よって政府におかれては、平成9年度を初年度とする第9次治水事業五箇年計画を策定されるとともに、現行計画を大幅に上回る事業費を確保され、安全で活力ある国土基盤の形成、社会の発展を支える水資源の開発、潤いと触れ合いのある水辺環境の形成に向け、強力に治水事業を推進されるよう強く要望する。

 以上、地方自治法第99条第2項の規定により意見書を提出する。

  平成8年7月11日
                  滋賀県議会議長 石 田 幸 雄

(宛先) 内閣総理大臣 大蔵大臣 自治大臣 建設大臣

会議録

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