意見書第9号
私学助成制度の充実強化を求める意見書
私立学校は、建学の精神に基づき独自の校風のもと特色ある教育の実践を行うとともに、公教育の一翼を担い、学校教育に重要な役割を果たしてきたところである。
しかしながら、その経営基盤は弱く、加えて、近年、長期的な生徒等の減少期に入り、私立学校の経営は今後さらに厳しくなることが予想される。
よって政府におかれては、私学教育の重要性にかんがみ、教育条件の維持向上と保護者の経済的負担の軽減を図るとともに、私立学校の経営の健全性を高めていくため、現行の補助制度を堅持し、その一層の充実に努められるよう強く要望する。
以上、地方自治法第99条第2項の規定により意見書を提出する。
平成10年12月18日
滋賀県議会議長 山 嵜 得三朗
(宛先)内閣総理大臣 大蔵大臣 文部大臣