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意見書・決議の詳細情報

意見書第16号 少人数学級の実現を求める意見書

番号
意見書第16号
(平成11年)
議決年月日
平成11年12月17日
結果
可決

本文

意見書第16号

         少人数学級の実現を求める意見書

 現在、2002年からの完全学校週5日制に向けて、教育改革が進められようとしているところであるが、これは、これまでの画一的な知織偏重の教育から、子どもたち自らが考え、判断し、行動できるという「生きる力」を育てるために、教育のシステムから教育方法までを大幅に見直そうというものであり、昨年は、中央教育審議会から学級編制基準の弾力的運用が提言されたところである。
 昨今のいじめ、不登校、中途退学や子どもたちの「荒れ」など、山積する教育課題の解決のためには、学級定数を減らし、子どもたち一人ひとりが教職員とふれあう時間や機会を増やすことが強く求められている。
 さらに、子どもたちの学力を伸ばすためには少人数の指導が有効であることが、欧米では常織になっていることなどから、中央教育審議会の提言は時宜にかなったものである。
 よって政府におかれては、このたびの教育改革を成功させるため、教育予算の大幅な増額を行うとともに、下記事項について特段の対応をされるよう強く要望する。
                 記
1.幼稚園の設置基準を見直すこと。
2.小・中・高等学校の少人数学級編制を可能とする「標準法」を策定すること。

 以上、地方自治法第99条第2項の規定により意見書を提出する。

  平成11年12月17日
                   滋賀県議会議長 滝   一 郎

(宛先)内閣総理大臣 大蔵大臣 文部大臣

会議録

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