意見書・決議の詳細情報

番号

意見書第3号
(平成14年)

議決年月日

平成14年3月22日

結果

可決

本文

意見書第３号

自衛隊の再編に関する意見書

　国は、平成７年に決定した「平成８年以降に係る防衛計画の大綱」（現防衛計画）において、国際情勢の変化などに対応した防衛力の合理化、効率化およびコンパクト化などを推進することとしている。
　特に陸上自衛隊については、師団の旅団化や即応予備自衛官制度の導入など新たな体制に移行することとしている。この体制移行に伴い、隊員の削減が予定されている地域においては、人口減少等に伴う地域経済への影響が懸念されている。
　滋賀県内に存在する今津駐屯地等自衛隊諸施設は、過去さまざまな経緯を経ながら今日に至っており、それぞれ、地域社会や経済に占める役割にも大きなものがある。
　よって、政府ならびに国会におかれては、防衛力整備計画の実施に当たり、体制移行に伴う地域への影響を十分推察され、駐屯地等の隊員の減員とならないよう強く要望する。
　以上、地方自治法第９９条の規定により意見書を提出する。

　　平成１４年３月２２日
　　　　　　　　　　　　　　　滋賀県議会議長　黒　田　昭　信

（宛先）　衆議院議長　参議院議長　内閣総理大臣　総務大臣　防衛庁長官

会議録