意見書第8号
政治改革の推進に関する意見書
最近、リクルート問題を初め、政治に対する国民の信頼が損なわれるような事態が生じていることは、まことに遺憾である。
その基本には、政治倫理の問題が存するところであり、政治家みずから政治倫理の確立を図るべきことは言うまでもない。
しかし、政治倫理とともに重要なことは、早期に抜本的な政治改革を図り、政治に対する国民の信頼を回復し、新しい時代に即応した我が国政治の確立を期すことである。
よって政府におかれては、政治改革に英断をもって取り組まれるよう強く要望するものである。
以上、地方自治法第99条第2項の規定により意見書を提出する。
平成元年3月27日
滋賀県議会議長 酒 井 研 一
(宛先) 内閣総理大臣 法務大臣 自治大臣