意見書第10号
リクルート疑獄の全容解明と政治倫理の確立を求める意見書
政界、財界、官僚が一体となったリクルート疑獄は、腐敗した政治の構造汚職であり、この真相を明らかにし、政治にモラルを確立して、清潔で正しい、国民に開かれた政治の確立が刻下の急務である。
したがって政府におかれては、次の事項につき早急に対処されたい。
記
1、リクルート疑獄の全容を解明し、真相を公表すること。
2、政党や政治家のパーティーにも課税を行うこと。
3、企業献金の制限を強化し、金額にかかわらず公表制をとること。
4、高級公務員の天下りや立候補制限を強化すること。
以上、地方自治法第99条第2項の規定により意見書を提出する。
平成元年6月30日
滋賀県議会議長 西 村 政 之
(宛先) 内閣総理大臣 法務大臣 自治大臣