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意見書・決議の詳細情報

意見書第22号 いわゆる脱法ドラッグに対する早急な規制強化等を求める意見書

番号
意見書第22号
(平成24年)
議決年月日
平成24年10月12日
結果
可決

本文

意見書第22号

   いわゆる脱法ドラッグに対する早急な規制強化等を求める意見書

 近年、お香、アロマ等と称して販売されているいわゆる脱法ハーブが出回っている。これらの脱法ドラッグは、麻薬や覚せい剤などとは成分が異なるものの、使用するとこれらと同様の多幸感や快感が得られる幻覚、興奮作用があり、これを使用した者が意識障害等を引き起こし、救急搬送される事例や重大な交通事故を起こす事例が発生している。
また、青少年を中心にその乱用が拡大する傾向にあるため、麻薬や覚せい剤の使用に発展する危険性も指摘されている。
 国においては、平成18年に薬事法を改正し、指定薬物制度を設けることで脱法ドラッグに対する規制と取締りを強化されたが、成分構造を一部変更しただけで法規制を免れるケースが横行しており、必ずしも抜本的な解決策とはなっていない。
 よって、国会および政府におかれては、脱法ドラッグに対する規制強化等を図るために、速やかに下記の措置を講ずるよう強く求める。

               記

1 類似構造を持つ薬物の包括指定による規制を導入すること。
2 指定薬物に対する取締りをより一層強化すること。
3 青少年への薬物乱用防止教育の充実を図ること。

 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。

  平成24年10月12日

                    滋賀県議会議長  佐  野  高  典  

(宛先)衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、文部科学大臣、厚生労働大臣、国家公安委員会委員長

会議録

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