本文へ移動

現在位置 :トップページ意見書・決議一覧 › 意見書第9号 関西電力大飯発電所に係る再審査の実施および運転の当否の判断を求める意見書

意見書・決議の詳細情報

意見書第9号 関西電力大飯発電所に係る再審査の実施および運転の当否の判断を求める意見書

番号
意見書第9号
(平成25年)
議決年月日
平成25年6月28日
結果
否決

本文

意見書第9号

関西電力大飯発電所に係る再審査の実施および運転の当否の判断を求める意見書(案)

 政府は、原子力発電所の再稼働を認めるかどうかの判断の基準となる「原子力規制委員会設置法の一部の施行に伴う関係規則の整備等に関する規則案等」(新規制基準案)を平成25年7月8日に施行することを閣議決定した。
 関西電力大飯発電所3号機および4号機については、現在の稼働状態が暫定的、限定的なものであるにもかかわらず、再審査を新規制基準の施行時に行わず、通常の定期検査時期となる本年9月以後に行うものとされ、その代わりに運転を続ける条件を満たしているかどうかを把握するための確認作業が行われているところである。
 深刻な被害をもたらしている東京電力福島第一原子力発電所の事故を振り返ったとき、原子力発電所には新しい規制基準が適用されていることおよび万が一の事態に備えた事故対策が十全に講じられていることを、分かりやすく国民に説明し、納得を得ることが不可欠と考える。
 よって、国会および政府におかれては、国民の生命、財産を守る立場から、新しい規制基準の施行後直ちに新しい規制基準に基づいて再審査を実施し、関西電力大飯発電所の運転の当否を判断するよう強く求める。

以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。

平成25年6月28日

                    滋賀県議会議長  宇  賀     武  

(宛先)衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、環境大臣   

会議録

Copyright © Shiga Prefecture. All rights reserved.