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意見書・決議の詳細情報

意見書第28号 米の輸入自由化阻止に関する意見書

番号
意見書第28号
(平成元年)
議決年月日
平成元年12月22日
結果
否決

本文

意見書第28号

        米の輸入自由化阻止に関する意見書

 米は、我が国の主食であり、この自由化を阻止することは基幹産業である農業を守るとともに、安全で安定した食糧を確保する上で欠かせない。また、自由化阻止は、さきの参議院選挙で国民が厳粛に下した審判であり、政府の責務である。
 しかるに、日本政府がガットのウルグアイ・ラウンドにおいて、米の輸入自由化問題を協議の対象とすることを日米間でも多国間でも約束したことは重大である。これは、輸入障壁を関税制度に切りかえる等の米政府の公式表明に明らかなように、米の輸入自由化に道を開く足がかりとなるもので極めて遺憾である。
 よって政府におかれては、米の輸入自由化問題をガット協議の対象から除外することを内外に宣言するとともに、米市場開放の不当な要求を断固として拒否されるよう強く要望する。
 以上、地方自治法第99条第2項の規定により意見書を提出する。

  1989年12月22日
                   滋賀県議会議長 西 村 政 之

(宛先) 内閣総理大臣 大蔵大臣 外務大臣 農林水産大臣 経済企画庁長官

会議録

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