意見書・決議の詳細情報

番号

意見書第3号
(平成02年)

議決年月日

平成02年3月27日

結果

可決

本文

意見書第３号

　　　　　 　　　警察官の増員に関する意見書

　京阪神、中京大都市圏の中間に位置する本県は、全国有数の人口急増県であり、昨年の交通事故死者数は過去１５年間で最悪の記録となった。また、こうした本県の地理的条件や交通網の発達から、いわゆるグリコ、森永事件等に見られるように広域重要事件が直接関連するなど、県下における警察業務は年々増加しており、県民からも安全で平穏な日常生活を求める声が一段と高まっているところである。
　しかるに、これらの情勢に対処する本県警察の現況は、警察官１人当たりの人口負担を初め、刑法犯、交通事故等の各種業務負担率が全国および近畿管区内各府県の平均を大きく上回る状態にある。
　よって政府におかれては、このような本県の特殊事情を十分勘案の上、本県警察官の大幅な増員を図られるよう強く要望する。
　以上、地方自治法第９９条第２項の規定により意見書を提出する。

　平成２年３月２７日
　　　　　　　　　　　　　　　　滋賀県議会議長　　西　村　政　之

（宛先）　内閣総理大臣　大蔵大臣　自治大臣　国家公安委員会委員長　警察庁長官

会議録