意見書第5号
消費税廃止を求める意見書
消費税は、低所得者ほど負担の重い最大の不公平税制である。消費税の廃止を求める世論は、さきの総選挙で自民党が議席を減らしたことでも、また総選挙後の世論調査によっても明白である。さらに、自民党の選挙公約からしても現行消費税を国民に押しつけることが許されない今、参議院が与野党逆転国会になっているという現実を踏まえるならば、消費税は廃止以外にない。
よって政府におかれては、消費税を直ちに廃止するよう強く要求する。
以上、地方自治法第99条第2項の規定により意見書を提出する。
1990年3月27日
滋賀県議会議長 西 村 政 之
(宛先) 内閣総理大臣 大蔵大臣