去る4月15日、岸田文雄内閣総理大臣が和歌山市で街頭演説中に、爆発物が投げ込まれるという事件が発生した。
令和4年7月8日には、奈良市内の路上で街頭演説をしていた安倍晋三元内閣総理大臣が銃撃を受け死亡するという大変痛ましい事件が発生しており、それから1年も経過しないうちに蛮行が繰り返されたこととなる。
選挙に係る活動中におけるこのような暴挙は、民主主義の根幹をも揺るがす卑劣極まりない行為であり、いかなる理由があろうとも、暴力をもって言論を封殺するこのような凶行は、断じて許すことはできない。
本県議会は、このような行為を強く非難するとともに、言論および政治活動の自由を守り、暴力には断固として屈しないという決意をここに表明する。
以上、決議する。
令和5年5月9日
滋 賀 県 議 会