豊かな老後と安心できる介護の確立を求めることについて
請願第17号 豊かな老後と安心できる介護の確立を求めることについて
- 受理番号
- 請願第17号
- 受理年月日
- 平成11年12月8日
- 付託委員会
- 健康福祉商工労働常任委員会
- 継続審査状況
- 議決年月日
- 議決結果
- 不採択
- 紹介議員
- 藤崎ヨシヲ
森茂樹
桐山ヒサ子
内容
受理番号：請願第17号
豊かな老後と安心できる介護の確立を求めることについて
請願要旨
来年４月から介護保険制度が実施されるが、制度の姿が見えてくるにつけ、実施主体である市町村の困惑が深まっている。県民の危惧と不安も日々広がっている。
ついては、下記事項についての措置をとられるよう請願する。
記
１．来年４月に焦点を合わせ、市町村への援助を強め、介護サービスの基盤整備をすすめること。
(1) 特別養護老人ホーム施設整備費の県補助率を引き上げ建設を促進すること。緊急に、県立の特別養護老人ホームを建設すること。
(2) 老人保健施設、療養型病床群は身近な地域で入所できるよう整備にむけて指導・援助を行うこと。
(3) 在宅サービスの必要量に対する県の到達率は低く、緊急にマンパワー確保のために、市町村や社会福祉協議会を支援する助成制度を創設・拡充すること。
２．低所得者への保険料と利用料の減免制度を県として設け、市町村への財政支援を行うこと。保険料の滞納・未納を理由とする排除制裁は行わないよう市町村へ指導すること。
３．介護認定制度からはずれる高齢者への救済策を講じること。特に、県が国に要請している要援助制度は、県独自でも行うこと。また、高齢者への生活支援・生きがい対策を拡充すること。
４．ミドルステイなどの県単独施策は継続すること。また紙オムツ助成は、県の制度として取り入れ充実させること。これらの財源は保険料にはねかえらせないこと。
