本文へ移動

現在位置 :トップページ請願一覧 › 社会保険滋賀病院の存続、充実について

社会保険滋賀病院の存続、充実について

請願第9号 社会保険滋賀病院の存続、充実について

受理番号
請願第9号
受理年月日
平成19年6月7日
付託委員会
厚生・産業常任委員会
継続審査状況
議決年月日
議決結果
採択(意見書提出)
紹介議員
中谷哲夫
沢田享子
家森茂樹
梅村正
大井豊
森茂樹

内容

受理番号:請願第9号
 社会保険滋賀病院の存続、充実について

請願要旨
 社会保険財源の悪化や社会保険庁の解体に際し、社会保険を財源とした保養所やレジャー施設の民間への売却や施設の廃止が全国で進められているが、地域住民の健康と命を守るための医療機関までもが保養施設等と同様に売却、廃止の対象になろうとしている。
 社会保険滋賀病院は、健康管理センターや介護老人保健施設「サンビューしが」を併設し、疾病予防や疾病の早期発見から治療、家庭へ戻るまでの自立支援の介護を行っている。
 健康管理センターは、滋賀県全域で検診車での院外検診も行っており、遠方の少人数の事業所へも積極的に出かけ大変喜ばれている。近年騒がれているアスベスト従事者対象の定期健診も県内で先行して開始し、県民の発病予防に力を注ぎ、医療費の増大防止にも尽力している。
 併設の介護老人施設「サンビューしが」も入所者の待機が生じるなど、常に満室状態にあり、地域の方の信頼を得ている。
 病院においては、不採算部門といわれ、現在県内でも2病院しか設置されていない結核病棟を維持し、県内有数の腎臓透析センターを備えており、結核患者の透析システムは関西地区では数カ所の病院しかできないとされている。さらに、地元医師会との地域医療連携を積極的に進め、特に特殊検査電話予約制度による開業医からの検査依頼件数は制度発足以来、大津地区で一番多く、開業医の信頼を得ているところである。大規模災害時の対応についても、近隣の病院との間でトリアージ別の患者搬送受け入れ協定を結び、大津地区の災害緊急時に備えている。
 私たち社会保険滋賀病院職員と患者は、社会保険病院を地域住民のため、さらに充実、発展させることを強く望んでいる。引き続き患者や地域住民の信頼にこたえ得る地域医療施設として、社会保険滋賀病院、健康管理センターおよび介護老人保健施設「サンビューしが」が存続できるよう国および関係機関に対して、貴議会よりぜひ意見書を提出されたい。

会議録

Copyright © Shiga Prefecture. All rights reserved.