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品目横断的経営安定対策の見直しと、多様な担い手の育成を求めることについて

請願第16号 品目横断的経営安定対策の見直しと、多様な担い手の育成を求めることについて

受理番号
請願第16号
受理年月日
平成19年9月18日
付託委員会
環境・農水常任委員会
継続審査状況
議決年月日
議決結果
不採択
紹介議員
節木三千代
西川仁
森茂樹

内容

受理番号:請願第16号
 品目横断的経営安定対策の見直しと、多様な担い手の育成を求めることについて

請願要旨
 農村は、高齢化や後継者不足が深刻で、耕作放棄地も広がっている。こうした困難の大もとには、輸入農産物の急増による米価を初めとする農産物価格の低迷があるが、品目横断対策は、さらなる輸入自由化を前提に中小農家を切り捨てるもので、困難を解決するどころか、農村の疲弊をさらに加速させるものである。同対策の抜本的な見直しを求める。
 本年産の品目横断対策の加入申請状況が8月に公表されたが、昨年産の作付面積と比較したカバー率は100%を割っており、とりわけ米は4分の1しかカバーしないという深刻な状況である。
 国産の小麦や大豆の需要が強まっている一方で、品目横断対策では、自給率の向上は望めない。大多数の稲作農家は、現行の稲作所得基盤確保対策が廃止された中で、輸入米や大手流通資本の買いたたきと丸腰で向き合わなければならなくなる。
 日本農業を再生する道は、輸入を規制するとともに主要な農産物の価格保障政策を復活、充実させることと多様な農業の担い手を育成していくことである。
 以上の趣旨から、地方自治法第99条の規定に基づき、下記の事項を内容とする意見書を政府および関係機関に提出されるよう請願する。
                 記
1.品目横断対策を抜本的に見直し、農業をやりたい人、続けたい人をすべて対象にすること。
2.農産物の輸入を規制し、価格保障政策を復活、充実させること。
3.きめ細やかな支援策を講じ、多様な農業の担い手を育成すること。

会議録

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