受理番号:請願第8号
「乳幼児医療費の無料化を国の制度としておこなうことを求める意見書」の提出を求めることについて
請願要旨
リストラや不況、就職難のもとで、若い世代の家計もますます厳しさを増し、子どもの健やかな成長を社会的に保障し、若い父母が安心して子育てができるようにとの、乳幼児医療費無料化への願いは一層切実になっている。
現在、全自治体で何らかの乳幼児医療費助成を行っており、本県においても、昨年8月より3歳未満児まで無料化の対象が引き上げられた。
しかし、現状では自治体の努力に任されているため、県下でも市町村によって対象年齢や給付条件などの格差があり、不公平な実態となっている。また、本県のように「窓口払いなしの現物給付」を実施している場合、国が国民健康保険に対する国庫補助を減額するペナルティーを科していることは問題であり、国でこそ乳幼児医療費無料化を行い、自治体の事業を励まし、底上げを図るべきである。
よって、下記事項について、地方自治法第99条の規定に基づき意見書を提出されたい。
記
1.乳幼児医療費の無料化を国の制度として実施すること。