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医療費財源の確保について

請願第34号 医療費財源の確保について

受理番号
請願第34号
受理年月日
平成19年12月10日
付託委員会
厚生・産業常任委員会
継続審査状況
議決年月日
議決結果
採択(意見書提出)
紹介議員
家森茂樹
大井豊

内容

受理番号:請願第34号
 医療費財源の確保について

請願要旨
 今、我が国の医療は音を立てて崩壊しつつある。これは、急速な高齢社会の進行にもかかわらず、政府が財政主導の政策を断行し、医療費の削減を強行し続けてきたことに起因している。本県はもとより、全国の医療機関は疲弊し、人的にも機能的にも極限状態での地域医療提供が強いられている。
 医師・看護職不足等による過重労働は、病院閉鎖や診療科縮小を招き、産科、小児科や救急医療を初めとする地域の医療に深刻な影響を及ぼしている。また、高齢者のための長期入院施設の削減は、大量の医療難民や介護難民を生み、孤独死も急増することになる。さらには、患者一部負担の引き上げは、国民から医療を受ける機会を奪うものである。
 我が国の医療は、世界保健機関から高い評価を受けているが、国内総生産に対する総医療費支出は、世界の先進国が加盟する経済協力開発機構30カ国中22位と低く、1位の米国の約半分にしかすぎない。
 医療関係者は、国民が安全で安心な医療を受けられる充実した医療提供体制を確保していく責務がある。国民の生命と健康を守るため、我が国の経済力に見合った医療費の確保を求める。
 本件について、地方自治法第99条による意見書を国会ならびに関係行政庁へ提出されるよう請願する。

会議録

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