受理番号:請願第20号
日本政府に「自衛隊をイラクに派兵しないこと」を求めることについて
請願要旨
小泉内閣は、アメリカに言われるままに、自衛隊のイラク派兵を国会決議もせず強行しようとしているが、私たち母親、女性は絶対反対である。
日本政府がイラク派兵を決めただけでも、日本のNGO活動も危険にさらされていることから、軍服の自衛隊が憎しみと怒りの標的にさらされることは火を見るよりも明らかである。また、イラクに大量の劣化ウラン弾が撃ち込まれ、放射能汚染が全土に深刻な影響を及ぼしており、もし自衛隊員が派遣されれば、帰還後家族の中に死産、流産、先天性異常の子どもがふえることは否めない。今急がれることはイラク国民が求めている主権の回復のための支援である。
ついては、以上の理由から下記の事項を請願する。
記
1.自衛隊のイラク派兵に反対の意思表示を行うこと。
2.日本政府に対して次の事項の意見書を提出すること。
(1)小泉首相は、直ちに自衛隊のイラク派兵を断念すること
(2)イラクのことは、イラク国民に任せること