受理番号:請願第21号
地方バス生活路線運行維持補助制度の改善について
請願要旨
地方バス路線は、地域住民生活の維持発展に重要な役割を果たしているが、過疎化の進行、マイカーの大幅な普及によって廃止または縮少の現状にある。
ついては、平成7年度以降継続、見直しの地方バス路線運行維持対策要綱を下記のとおり改善されるよう国に意見書を提出されたい。
記
1、運行維持対策要綱は、平成7年度以降10ヵ年とすること。
2、整備地域は、第1類とすること。その他、都道府県知事が必要と認めた地域を整備地域に指定すること。
3、第2種生活路線の平均乗車密度は、3人以上13人以下のバス路線とし、一日の運行回数は15回以下とすること。また、第3種生活路線の平均乗車密度は、3人未満のバス路線とすること。
4、乗車密度の算定要件を緩和すること。
5、標準原価の算出に当たっては、全バス事業者とすること。
6、補助対象経常費用は、全国または地域キロ当たり標準経常費用のうちいずれか多い方とすること。
7、市街地部分人口は、人口40万人以上の市とすること。
8、整備地域指定における路線競合率は、50%とすること。
9、国庫補助金の交付額は、所要額とし、交付額の大幅な引き上げをすること。
10、車両購入費補助の限度額を引き上げること。
11、第3種生活路線の補助適用期間を延長すること。
12、廃止代替バスの補助単価を引き上げること。