沖縄の米兵による少女暴行に抗議し、日米地位協定の見直しと、米軍基地の撤去を求めることについて
請願第8号 沖縄の米兵による少女暴行に抗議し、日米地位協定の見直しと、米軍基地の撤去を求めることについて
- 受理番号
- 請願第8号
- 受理年月日
- 平成07年10月3日
- 付託委員会
- 総務企画常任委員会
- 継続審査状況
- 議決年月日
- 議決結果
- 不採択
- 紹介議員
- 森茂樹
吉原稔
内容
受理番号：請願第8号
沖縄の米兵による少女暴行に抗議し、日米地位協定の見直しと、米軍基地の撤去を求めることについて
請願要旨
沖縄県の米軍基地の米兵３人が、小学校の女子学童を待ち伏せして拉致し、暴行を加えるという事件を起こした。我々は、このような残忍非道な蛮行に言葉を尽くせないほどの強い衝撃を受けている。その上、アメリカ政府が日米地位協定を盾に容疑者を日本へ引き渡すことを拒否していたことは日本の主権の侵害であり、この屈辱に強い怒りを禁じ得ない。
今回は、日本国民の強い怒りと要求によって容疑者の引き渡しが行われたものの、これまでにも犯罪を犯した米兵が米国側に身柄を確保されている間に本国へ帰ってしまうケースが多くあり、日本の政府もこれを許していたが、このような政府の態度を納得することができない。
戦後50年間、米兵による暴行や事件が相次いで起こっているが、根源には、日米安保条約による米軍基地の存在と過去の占領意識そのままの人権無視の根強い風潮がある。
よって下記の事項を内容とする意見書を政府関係行政庁に提出されるよう請願する。
記
１．日本国政府は、アメリカ政府に対して今回の事件について厳しく抗議すること。
２．二度とこうした事件が起こることのないように、屈辱的な日米地位協定の見直しと米軍基地の撤去を求めること。
