あいば野を米軍演習場にさせないよう政府に意見書の提出を求めることについて
請願第3号 あいば野を米軍演習場にさせないよう政府に意見書の提出を求めることについて
- 受理番号
- 請願第3号
- 受理年月日
- 平成08年3月6日
- 付託委員会
- 総務企画常任委員会
- 継続審査状況
- 議決年月日
- 議決結果
- 不採択
- 紹介議員
- 森茂樹
吉原稔
内容
受理番号：請願第3号
あいば野を米軍演習場にさせないよう政府に意見書の提出を求めることについて
請願要旨
沖縄で少女が米兵に乱暴された事件は、多くの国民にショックを与え、「米軍基地はこのままでよいのか」という疑問を広げているが、さらに滋賀県民が驚いたのは、あいば野が沖縄に駐留する米海兵隊の実弾演習場移転の全国９箇所の候補地の一つに入ったことである。
沖縄では、この20年余りの間に4,675件もの米兵犯罪が起きているが、米軍の演習場を本土に移しても沖縄の悲劇を日本本土に拡大するだけであり、日本から米軍基地をなくす以外に相次ぐ悲劇の根を絶つことはできない。
あいば野が戦後米軍に接収されたとき、婦女子を含め住民が米兵に追い回されるなどのさまざまな被害を受け、高島郡民挙げての反対運動で米軍から返還させた歴史を持っているが、その後も日米合同演習の都度、住民から数多くの苦情が出されてきた。米軍が日本で当たり前のように行っている夜間離発着訓練、超低空飛行訓練、実弾射撃訓練等は、アメリカ本国では「住民生活と自然保護」に配慮して人口密集地では行わず、日本では公然とやる、このようなことが絶対に許されてはならない。
よって、あいば野を米軍の演習場にさせないため、下記事項について政府に意見書を提出させるよう請願する。
記
1. 米軍演習場のあいば野への移転を受け入れないこと。
2. 米軍基地の縮小をアメリカ政府に要求すること。
