法務局職員の増員について
請願第6号 法務局職員の増員について
- 受理番号
- 請願第6号
- 受理年月日
- 平成08年3月11日
- 付託委員会
- 総務企画常任委員会
- 継続審査状況
- 議決年月日
- 議決結果
- 不採択
- 紹介議員
- 森茂樹
吉原稔
内容
受理番号：請願第6号
法務局職員の増員について
請願要旨
法務局は、登記業務を初め戸籍、国籍、供託、国および公共団体の利害に関係のある訴訟や人権擁護など国民の権利と財産を守る行政事務を取り扱っており、これらは地域住民と深いかかわりを持っているが、近年における社会経済情勢の発展に伴って事務量は増大の一途をたどり、すべての業務が要員不足のため機能や行政サービスを十分に果たせない実情にある。
こうした状況のもと、法務行政に対する国民の期待にこたえるため総力を挙げて事務処理に当たっているが、これまで措置されたわずかな増員ではとても追いつかず、定員外職員の雇用や部外者の応援などにより、何とか処理しているという変則的状態に陥っている。
我々は、行政官庁としての機能と信頼を回復して法務局を真に利用者に奉仕できるものとし、同時に職場の労働条件を改善するためには人員確保以外にないと考える。
我々の運動により、大幅増員を求める請願が国会で16年間連続して採択される成果があったが、政府の８次にわたる国家公務員の定員削減計画によって増員要求は厳しく抑制され、実効ある措置はなされていない。
ついては、我々の増員確保の運動に特段の支持と理解をいただくとともに、地域住民の権利と財産の擁護および経済取引の安全確保のため、法務局に大幅増員を行うように政府ならびに関係機関に意見書を提出されたく請願する。
