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選択的夫婦別姓制度の法制化に反対することについて

請願第3号 選択的夫婦別姓制度の法制化に反対することについて

受理番号
請願第3号
受理年月日
平成22年2月23日
付託委員会
生活文化・土木交通常任委員会
継続審査状況
議決年月日
議決結果
取り下げ願いを承認
紹介議員
上野幸夫

内容

受理番号:請願第3号
 選択的夫婦別姓制度の法制化に反対することについて

請願要旨
 家族は国の基本であり、家族が同じ姓を名乗る日本の一体感ある家庭が、健全な心を持つ子供たちを育てていく。夫婦別姓導入は、選択的とはいえ、明治以来の夫婦一体となった家族制度、よき伝統を壊してしまう働きをする。それゆえ、民法改正による選択的夫婦別姓制度の導入に反対する。滋賀県議会におかれては、国および関係諸機関に対して、選択的夫婦別姓制度の法制化に反対する意見書の提出をお願いする。

請願の理由
1.日本の夫婦同姓制度は、夫婦でありながら妻が夫の氏を名乗れない中国や韓国の封建的な別姓制度よりも、より絆の深い一体感のある夫婦関係、家族関係を築くことのできる進化した制度である。現在の日本社会において、選択的夫婦別姓制度を導入しなければいけない合理的理由はない。
2.別姓を望む者は、家族や親族という共同体を尊重することよりも個人の嗜好や都合を優先する思想を持っており、この制度の導入は、個人主義的な偏った思想を持つ者を社会や政府が公認し推進したことになる。
 現在、家族や地域社会などの共同体の機能が損なわれ、離婚率が上昇した結果、悲しい思いをする子供がふえている。選択的夫婦別姓制度の導入が、結果としてこのような社会の悲しい風潮を助長することに危惧を抱く。
3.家庭の機能として、次代を担う子供たちを立派に育て上げるというものがあるが、選択的夫婦別姓制度導入論者は、夫婦の都合は声高に述べるが、子供の都合は何も考慮していない。子供の心の健全な成長を考えたとき、夫婦、家族が一体感を持つ同一の姓であることがいいのは言うまでもない。夫婦同姓の結婚制度は、より進化した結婚制度であり、何のためにこの制度の趣旨を変えようとするのか、理解に苦しむ。

会議録

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