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八幡保健所の存続を求めることについて

請願第16号 八幡保健所の存続を求めることについて

受理番号
請願第16号
受理年月日
平成08年11月27日
付託委員会
生活環境健康福祉常任委員会
継続審査状況
議決年月日
議決結果
取り下げ願いを承認
紹介議員
南真司
冨士谷英正
杼木捨蔵

内容

受理番号:請願第16号
 八幡保健所の存続を求めることについて

請願要旨
 平成6年6月に、人口10万人に1カ所の設置を定めた従来の「保健所法」にかわって「地域保健法」が成立し、この2月7日には滋賀県総合保健対策協議会から知事あてに、その基本となる考え方が「提言」された。その中では、「保健所は、県の二次医療圏に1カ所を基本に考えることが必要」「福祉との連携を重視した所在地が望ましい」と述べられている。
 私たちは、住民の生命や健康と密接なつながりを持っている保健所が身近なところからなくなっては大変だとの認識にたって、各市町住民などからなる「八幡保健所をなくされては困る会」を結成し、県への要請署名(約6万名)や要請行動などの取り組みを行ってきたが、この「提言」によって、八日市保健所と八幡保健所の統合が現実のものになるのではとの危機感を深めている。保健所は、地域における唯一の保健・公衆衛生に関する公的専門機関であり、私たちの健康や暮らしの安全にとってなくてはならない存在である。各市町保健センター等への専門的支援の必要性と併せ、保健・公衆衛生・環境保全の各分野での一層の体制充実が求められこそすれ、住民サービスの低下が必至となる統廃合はあってはならないことである。
 「提言」には、「市町村の体制整備とともに、住民のサービス低下につながらないようにすることが必要」との文言もあり、地域住民、とりわけ老人や精神障害者などハンディキャップのある人にとっては、保健所の数や保健所との距離自体が「サービス」の重要な要素となっている点をご賢察のうえ、「提言」を文字どおり尊重する立場から、住民のサービス低下につながる統廃合をやめ、従来どおり八幡保健所の存続と市町村の公衆衛生の機能を充実強化していただきたい。

会議録

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