受理番号:請願第6号
「国民の祝日に関する法律」の改正の実現について
請願要旨
祝日の三連休化は、ゆとりある生活や真に豊かな余暇をめざすための有効な方策の一つとして、また、政府が提唱する「ゆとりある生活時間と自己確立」を図る上でも、極めて意義深いものと考える。
この祝日三連休化は、現在14ある国民の祝日のうち、いくつか(例えば「成人の日」、「海の日」、「敬老の日」および「体育の日」)を月曜に指定することにより、土・日・月の三連休化を実現し祝日の数を増やすことなく、まとまった自由時間を創出しようとするものであり、次のような効果が期待できる。
(1) ゆとりある生活スタイルの実現
(2) 休暇の分散による混雑・渋滞の緩和
(3) 地域の活性化および経済波及効果
(4) 祝日本来の意義の浸透(祝日の趣旨を反映した行事や活動を三連休時に行うことが可能となり、祝日の意義がより国民に浸透する。)
また、欧米の主要国では祝日の曜日指定化が国民の生活に定着しており、有意義な余暇活動を行うための効果的な制度として機能している。
ついては、この祝日の三連休化が早期に実現できるよう内閣総理大臣あて「国民の祝日に関する法律」の改正を求める意見書を提出されたい。