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丹生ダムの建設を促進する意見書の提出を求めることについて

請願第5号 丹生ダムの建設を促進する意見書の提出を求めることについて

受理番号
請願第5号
受理年月日
平成24年6月26日
付託委員会
政策・土木交通常任委員会
継続審査状況
議決年月日
議決結果
採択
紹介議員
青木 甚浩
野田 藤雄
西村 久子

内容

受理番号:請願第5号
 丹生ダムの建設を促進する意見書の提出を求めることについて

 長浜市余呉町において建設が計画され、現在、独立行政法人水資源機構が事業を進めている丹生ダムは、淀川水系の治水事業計画と利水事業計画、さらに琵琶湖総合開発事業に位置づけられており、既に水没予定地の家屋等の移転や地元住民への補償も完了し、一刻も早い完成が待ち望まれている。
 また、ダム建設予定地の高時川は天井川となっており、過去に幾多の洪水が発生し、昨今の異常気象に伴う集中豪雨による被害も憂慮されているが、天井川という構造上、河川整備による治水対策は困難で、流域住民は今なお、昼夜を問わず不安な生活を余儀なくされている。
 一方、高時川では構造上、渇水期に瀬切れが発生するが、その期間の長期化により、周辺住民の生活や生態系、環境面への影響が懸念されており、ダム建設はこうした利水面においても、河川周辺地域に大きな効果をもたらすものである。
 さらに、福島での原発事故を契機に安全な新エネルギーへの転換が議論されているが、計画当初の1億5千万トンの貯水量があればこそ、水力発電などの再生可能エネルギー源として、時代のニーズに沿った利水目的をもあわせ持つダムとして位置づけられるので、過去の計画に加えてこうした新たな目的を付加した丹生ダムの建設が早期に必要である。
 ついては、地方自治法第99条の規定により、下記事項を内容とする意見書を政府および関係機関に提出されるよう請願する。
                    記
1 高時川流域の安全確保と、高時川の生態系を守るために早期に丹生ダムを建設すること。
2 再生可能エネルギー源としての利水目的を付加したダムとして、丹生ダムを位置づけること。

会議録

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