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B型肝炎・C型肝炎患者の救済に関する意見書の提出を求めることについて

請願第6号 B型肝炎・C型肝炎患者の救済に関する意見書の提出を求めることについて

受理番号
請願第6号
受理年月日
平成24年9月24日
付託委員会
厚生・産業常任委員会
継続審査状況
議決年月日
議決結果
採択(意見書提出)
紹介議員
今江 政彦
木沢 成人  
奥村 芳正
蔦田 恵子
梅村 正
沢田 享子

内容

受理番号:請願第6号
 B型肝炎・C型肝炎患者の救済に関する意見書の提出を求めることについて

 我が国には、B型肝炎・C型肝炎感染者や患者が350万人いると推定されているが、その大半は血液製剤の投与や輸血、集団予防接種や治療時の注射器の使い回しなどの医療行為による感染であり、患者たちは症状の悪化と高い医療費負担や差別などに苦しめられ、毎日約120人ものB型肝炎・C型肝炎患者が肝硬変や肝がんで亡くなっている。
 こうした中、患者たちの裁判と運動、超党派の支えによって、B型肝炎・C型肝炎感染者を救済するための法律が成立し、薬害C型肝炎と集団予防接種によるB型肝炎の患者や遺族が裁判を通じて補償・救済される仕組みができたが、カルテや検査などによる証明が必要なため、裁判で救済される患者は一握りで、大半の患者は裁判の対象外となっている。
 こうした国内最大の感染症被害を招いたことは、国に責任があり、国と地方公共団体には患者を救済する責務があると定めた肝炎対策基本法が平成22年1月に施行された。この法律では、注射器や輸血、薬害などによるB型肝炎・C型肝炎感染者に対して、国が被害を償い、患者が安心して治療を続けられるよう、治療と生活を支える公的支援制度を確立することが早急に求められている。
 よって、国会および政府に対して、下記事項を内容とする意見書を提出されるよう請願する。
             記
 肝炎対策基本法に基づき、患者救済に必要な法整備や予算化を進めるとともに、B型肝炎・C型肝炎患者が適正な救済を受けられることを旨とした救済策を実施すること。

会議録

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