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活断層の疑いが否定できない大飯原子力発電所3号機および4号機の運転停止を求める意見書の提出を求めることについて

請願第1号 活断層の疑いが否定できない大飯原子力発電所3号機および4号機の運転停止を求める意見書の提出を求めることについて

受理番号
請願第1号
受理年月日
平成25年2月21日
付託委員会
総務・企業常任委員会
継続審査状況
議決年月日
議決結果
不採択
紹介議員
冨波 義明

内容

受理番号:請願第1号
 活断層の疑いが否定できない大飯原子力発電所3号機および4号機の運転停止を求める意見書の提出を求めることについて

 関西電力大飯原子力発電所3号機および4号機の再稼働から7カ月が経過したが、東京電力福島第一原子力発電所事故の発生から2年を迎えようとしている現在でも、いまだに事故の実態および原因究明がなされておらず、抜本的な安全対策も講じられていないなど、原子力発電所の安全性について、国民的理解が得られたとは到底言える状況ではない。
 また、大飯原発については、活断層が存在する疑いが指摘され、昨年11月2日に原子力規制委員会による調査が行われ、その後も評価会合が重ねられているが、活断層の疑いを否定できず、調査が続けられている。また、他の原発においても活断層が存在する疑いが高いことも指摘されていることから、活断層が多く存在する日本において、唯一稼働している大飯原発3号機と4号機の安全性は確保されていないと言わざるを得ず、予防原則を最優先に考えると、再稼働したこれら2機の稼働を停止した上で調査を行うべきと考える。
 この他にも、大飯原発の問題点として、ベントがない、免震棟を建てる土地がない、加圧水型は沸騰水型と比べてはるかにメルトダウンが早い、などさまざまな指摘がされているにもかかわらず運転が続けられている。また、2月6日付けの朝日新聞滋賀県民版によると、同新聞社が実施した滋賀県民世論調査で、大飯原発の運転停止を求める声は55%で、「続けてよい」の35%を上回っていると伝えられるなど、滋賀県民はこの件に関して大変心配をしている。
 よって、政府に対して、国民の生命、財産を守る立場から、可及的速やかに福島第一原子力発電所事故の実態および原因を究明するとともに、活断層が存在する疑いが否定できない大飯原発3号機と4号機の運転を停止する措置を講ずるよう強く求める旨の意見書を提出されるよう請願する。

会議録

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