受理番号:請願第7号
(仮称)滋賀県流域治水の推進に関する条例について
請願要旨
このたびの(仮称)滋賀県流域治水の推進に関する条例は、私たち地域住民にとっては、故郷を失いかねない深刻な問題だと捉えている。今般提出された条例案を見ると、県民への義務と負担を強調され、河川管理者としての責務をなおざりにした、きわめてバランスの悪い条例案だと言わざるを得ない。真に県民の生命と財産、文化、伝統、地域のコミュニティー等を守る条例となるようお願いする。
【請願趣旨】
(1)(仮称)滋賀県流域治水の推進に関する条例の審議採決に対し慎重に対応していただくことを求める。
(2)高時川、姉川、いわゆる天井川の2河川の河川整備計画および改修工事を早急に行い、地域住民の生命と財産を守ることを求める。
【請願の理由】
(1)(仮称)滋賀県流域治水の推進に関する条例は、地域住民に十分な説明がなされておらず、我々は寝耳に水の状況である。地域住民に対しシンポジウム等を行い、住民に周知したうえでの議論が必要であると考える。
(2)嘉田知事が、住民対話の中で繰り返し話された流域治水の公助(治水はダムではなく、河川改修で行う。)が全く履行されておらず、自助、共助が強調され住民感情を逆なでしている。合わせて、虎姫町時に洪水ハザードマップが、全戸配付され危険度の高さから、自助、共助、公助の3助がしっかりかみ合わないと生命、財産が守られないと承知しているため。