受理番号:請願第11号
子どもの医療費助成制度の拡充を求めることについて
子育ての大きな不安の一つに、子どもの病気がある。子どもは病気にかかりやすく、抵抗力が弱いため、重症化することも多く、成長期にある子どもの病気の早期発見・早期治療を支えるために、医療費の心配をなくすことは、大きな子育て支援になる。
これまで、私たち新日本婦人の会は1993年から、全国の統一要求として「国で乳幼児の医療費の無料化」の運動を続けている。
今、県下では、住民の世論と運動で子どもの医療費助成の拡充が広がっている。入院費の助成は、18市町が中学卒業まで実施、通院費については、5市を除く市町で県制度(就学前まで)を上回って助成されている。この制度を県として入院、外来通院とも中学卒業まで無料にすることにより、子育て世代の保護者の心配をなくすこととなり、自治体にとっても大きな助成となると思う。
以上の点から、下記事項の実現を求めて請願する。
【請願事項】
県は、子どもの医療費を入院、外来通院とも中学卒業まで所得制限なしで無料化していただきたい。