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コロナ禍における医療崩壊を防ぐための必要な施策を求める請願

請願第5号 コロナ禍における医療崩壊を防ぐための必要な施策を求める請願

受理番号
請願第5号
受理年月日
令和2年6月30日
付託委員会
厚生・産業常任委員会
継続審査状況
議決年月日
令和2年7月16日
議決結果
不採択
紹介議員
黄野瀬明子
松本利ェ
杉本敏隆
節木三千代

内容

受理番号:請願第5号
 コロナ禍における医療崩壊を防ぐための必要な施策を求める請願

 県下医療施設では経営状況の悪化が急速に進んでおり、「医療崩壊」を引き起こさない為には、国や県の敏速かつ的確な対応が必要とされている。
 現在の県下医療・介護の現場実態を踏まえ以下の請願を行う。
【請願項目】
1.保健所の増設と機能を強化し、湖北地域の医療構想重点支援区域計画の中止・地域医療構想の病床削減を見直し、感染症病床を含む必要な病床を確保すること。
2.感染症の拡大や災害支援など、不測の事態においても充分な対応が可能となるように、現場の実情とかけ離れた医師・看護師の需給推計を見直し、医師・看護師・介護職員などの大幅増員を行うこと。また、感染防止対策・必要な医療技術を有する従事者を育成すること。
3.医療従事者が安心して働く上で必要な院内保育所の機能を充実させ、十分な保育士の配置数に引き上げ、公的補助を増やすこと。また、医療・介護・福祉関係者に対する誹謗中傷、風評被害の防止を県の責任で行うこと。
4.関連職場に従事する職員のメンタルへルス保持のため、専門職員を配置し派遣すること、もしくは配置のための支援を行うこと。
5.コロナ感染による医療従事者の欠員を直ちに補充できる人員確保をすること。また、感染症にかかわる職員に対し特別手当を支給するよう指導すること。県は、その確保のための助成(危険手当の創設)を行うこと。
6.PCR検査体制の拡充を急ぎ、医師が必要と判断した全ての県民が検査および治療ができるような対策を早急に取ること。
7.必要な感染症病床の確保と、公立・公的病院をはじめ、協力するすべての医療機関や介護・福祉施設が充分な感染症対策が行えるよう、公的資金による財政支援を行うこと。
8.感染症拡大により経営悪化した医療機関や介護・福祉施設の経営を支えるための県独自の助成制度を確立すること。また、緊急の診療報酬・介護報酬の引き上げを行うように国に要請すること。
9.受診抑制の根本原因でもある、国民健康保険証の取り上げを止めて、すべての加入者に届けること。また、滞納の原因である高すぎる国保料を大幅に引き下げること。
10.精神疾患患者・認知症患者など日常的に閉鎖的環境にある場所での感染予防対策の徹底と不幸にも感染者が発生した場合について、早急に対策を検討すること。またその従事者への支援を行うこと。

会議録

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