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大戸川ダムの早期完成について

請願第6号 大戸川ダムの早期完成について

受理番号
請願第6号
受理年月日
平成20年7月1日
付託委員会
琵琶湖淀川水系問題対策特別委員会
継続審査状況
議決年月日
議決結果
取り下げ願いを承認
紹介議員
山田尚夫
佐野高典
梅村正

内容

受理番号:請願第6号
 大戸川ダムの早期完成について

請願要旨
 去る6月20日に国土交通省近畿地方整備局より淀川水系河川整備計画(案)が公表され、知事に意見照会がされた。また、同月25日には、知事より県下26市町長へ意見照会がされた。同整備計画(案)においては、大戸川ダムの整備が記載され、流域住民の悲願がようやく国に伝わり、ダム建設に向けて一歩進んだものと歓迎するものである。
 しかし、新聞報道等における知事のコメントなどの一連の知事の言動は、長年にわたり大戸川ダムの建設を待ち続ける流域住民の生命、財産を守る立場とは到底考えられず、誠に残念であり、大変不安を覚えるところである。
 大戸川は、昭和28年などの大洪水を初め、たびたび洪水に見舞われ、流域住民は甚大な被害を受けてきた。このため流域住民は、県に道路改良や河川改修等の要望をしてきたが、県はダム建設まで待ってほしいとの一点張りで、治水事業について何の対処もされず、今日まで至っている。
 大戸川には土砂が堆積し、木々が繁茂するなど、降雨があるたびに川が増水し、周辺住民はいつ大きな災害が起こるかと不安な日々を過ごしている。また、既に水没予定地の住民の集団移転も完了した事実を踏まえ、流域住民の生命、財産を守るためにも、治水対策として大戸川ダムの1日も早い完成を願うものである。
 上・中・下流の治水安全度を適切に確保しながら、戦後最大洪水を安全に流下させるという同整備計画(案)の治水対策が最善のものだと確信している。いつまでかかるのかわからず、費用も多大となる河川改修などの方法は、住民の苦難を伴うものであり、既に事業が進んでいる大戸川ダムの建設こそが即効性があり、効果的である。
 県においては滋賀県民の生命、財産の安全確保を何よりも優先し、淀川水系河川整備計画(案)に対する知事意見を早急に審議し、是非とも流域住民の切なる願いを酌み取り、大戸川ダム建設事業の一日も早い完成に向け、支援されるよう請願する。

会議録

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