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コロナ禍のもと、児童・生徒・学生の健康と学習権が守られるために、生理用品の学校配布と設置ならびに相談環境の整備を求めることについて

請願第5号 コロナ禍のもと、児童・生徒・学生の健康と学習権が守られるために、生理用品の学校配布と設置ならびに相談環境の整備を求めることについて

受理番号
請願第5号
受理年月日
令和3年6月29日
付託委員会
教育・文化スポーツ常任委員会
継続審査状況
議決年月日
令和3年7月16日
議決結果
不採択
紹介議員
黄野瀬明子
松本利ェ
杉本敏隆
節木三千代

内容

受理番号:請願第5号
 コロナ禍のもと、児童・生徒・学生の健康と学習権が守られるために、生理用品の学校配布と設置ならびに相談環境の整備を求めることについて

【請願趣旨】
 新型コロナウイルスの感染拡大に伴い雇用状況が悪化する中、世帯の収入が減少している家庭の児童・生徒や、アルバイトができずに生活が困窮する生徒・学生も増えている。こうした経済状況の中、節約のために毎月の生活必需品である生理用品を購入することができずに、「古着や新聞紙などで代用した」「交換する回数を減らした」「経血で服や椅子を汚すことが不安で登校できなくなった」などの実態が報告され、5人に1人の若者が「金銭的な理由で生理用品を買うのに苦労した」と生理の貧困が明らかになっている。
 こうした事態を受けて、政府も3月23日、新型コロナウイルス感染拡大の影響で困窮状態にある女性を支援するため、関連する交付金を拡充し、交付金の使途として生理用品の無料配布を加えている。全国的に、学校での生理用ナプキン無償配布の動きが広がっている。
 政府がまとめた第5次男女共同参画基本計画では、「生涯にわたる健康支援」として、特に女性の心身の状態は年代によって大きく変化する特性から「リプロダクティブ・ヘルス/ライツ」の視点が重要視され、その中でも生涯にわたる健康の基盤となる心身を形成する10〜20代前半の重要な時期に対して、月経を含めた保健の充実の推進が明記されている。その具体的な取組として、保健医療サービスの提供など、包括的な健康支援のための体制の構築が挙げられる中、経済的理由によって生理用品が十分に使えずに健康な生活が脅かされる状態は直ちに改善されるべきである。
 児童・生徒が安心して通学でき、生涯にわたって健康で衛生的な生活を保障されるために以下請願する。

【請願事項】
・児童・生徒が安心して通学でき、健康で衛生的な生活を保障するために、学校施設の女子トイレに適切な返却不要の生理用品を設置すること
・養護教諭らに生理をはじめ心や体の悩みを気兼ねなく相談できる環境を整備すること

会議録

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