滋賀県の社会福祉・保育所施策の拡充を求めることについて
請願第5号 滋賀県の社会福祉・保育所施策の拡充を求めることについて
- 受理番号
- 請願第5号
- 受理年月日
- 平成20年2月26日
- 付託委員会
- 厚生・産業常任委員会
- 継続審査状況
- 議決年月日
- 議決結果
- 不採択
- 紹介議員
- 節木三千代
内容
受理番号：請願第5号
滋賀県の社会福祉・保育所施策の拡充を求めることについて
請願要旨
少子高齢化社会の中で、県民の福祉ニーズは年々高まっている。この間、国は規制緩和、民間企業参入､応益負担､直接契約制度導入などを柱にした福祉制度改革を進めているが､多くの問題点や弊害も指摘されている。
しかし、県下では保育所や老人ホームでの待機者問題や障害者関連施策での基盤整備のおくれが目立ち、それぞれの施設や事業所では職員体制が十分に確保できないため、利用者の細かなサービスにこたえられない事態が生じている。また、福祉人材確保の問題が深刻になり、福祉の担い手をどのように確保し、育成するかが重大な課題になっている。このような問題を解決するために、個々の事業所において工夫や努力がなされることは当然であるが、それだけでは限界があり、住民の暮らしを守る立場から地方自治体による積極的な対応が求められている。
ついては、滋賀県内のすべての地域や施設等において、憲法で定められた生存権を保障し、人権が守られる福祉サービスが提供されるように下記の事項について要請する。
記
１．福祉関連予算の削減を行わず、福祉施策全般にわたり必要な基盤整備を推進すること。
２．重症心身障害児施設の特別加算を削減しないこと。
３．利用者の負担軽減のため、福祉サービス、施設等の利用料への助成を行うこと。
４．福祉施設、保育所、学童保育所の職員を増員し、労働条件を改善するために、人件費の助成を行うこと。
