受理番号:請願第3号
子どもの医療費助成を、中学卒業まで拡充を求めることについて
子どもの医療費助成制度は、子どもが安心して医療にかかることができる制度として重要な役割を果たしている。家庭の収入の違いによって、命と健康に差をつけないため、医療費の心配をなくすことは、子育て支援にもなる。特に、コロナ禍の中、保護者の不安を取り除くことにもつながる。
これまで、私たち新日本婦人の会は、1993年から全国の統一要求として「国で乳幼児の医療費の無料化」の運動を続けている。
今、県下では、住民の世論と運動で子どもの医療費助成の拡充が広がっている。入院費の助成は、18市町が中学卒業まで実施、通院費については、1市を除く市町で県制度(就学前まで)を上回って助成され、中学卒業までも12市町で助成されている。
この制度を県として中学卒業まで拡充することにより、子育て世代の保護者の心配をなくすこととなり、自治体にとっても大きな助成になると思う。
以上の点から、下記事項の実現を求めて請願する。
【請願事項】
県として子どもの医療費助成を、中学卒業まで拡充すること。