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「アルプス処理水」の海洋放出は中止し、汚染水を減らし、安全な保管方法の検討を求める意見書の提出を求めることについて

請願第11号 「アルプス処理水」の海洋放出は中止し、汚染水を減らし、安全な保管方法の検討を求める意見書の提出を求めることについて

受理番号
請願第11号
受理年月日
令和5年9月27日
付託委員会
総務・企画・公室常任委員会
継続審査状況
議決年月日
令和5年10月13日
議決結果
不採択
紹介議員
中山和行、節木三千代

内容

受理番号:請願第11号
 「アルプス処理水」の海洋放出は中止し、汚染水を減らし、安全な保管方法の検討を求める意見書の提出を求めることについて

【請願の趣旨】
 東京電力福島第一原発の事故で発生したアルプス処理水の海洋放出を中止し、汚染水を減らし、安全な保管方法の検討を求める意見書を提出すること。

【理由】
 政府と東電が2015年に福島県漁連と交わした「関係者の理解なしには、いかなる処分も行わない」との約束を反故にし、「アルプス処理水」の海洋放出の強行は許されない。
 アルプス処理水は、通常運転の原発から出る水とは発生のプロセスが違い、原子炉建屋に流れ込む大量の地下水などが、事故で溶け落ちた核燃料に直接さらされてできたものである。それが「アルプス処理水」とはいえ、放射性物質のトリチウムは除去できず、「規制基準以下」とはいえセシウム、ストロンチウムなどトリチウム以外の放射性物質も含まれていることを政府も認めており、関係者の同意が得られないのは当然であり、危険である。
 海洋放出以外の方策として、原発技術者らも参加する原子力市民委員会などが提案している米国で実績のあるコンクリート製タンクにモルタル化した汚染水を流し込んで固める、また、石油備蓄で堅固さの信頼がためされている大型タンクでの保管も有効な対策である。
 風評・保障対策で経費は膨らみ高額な海洋放出という結論ありきでなく、これらの代替え案と汚染水を減らす対策にこそ議論・検討されるよう要望する。

会議録

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