業者青年の経営基盤の安定と地位向上のための施策を求めることについて
請願第27号 業者青年の経営基盤の安定と地位向上のための施策を求めることについて
- 受理番号
- 請願第27号
- 受理年月日
- 平成21年12月4日
- 付託委員会
- 厚生・産業常任委員会
- 継続審査状況
- 議決年月日
- 議決結果
- 不採択
- 紹介議員
- 西川仁
内容
受理番号：請願第27号
業者青年の経営基盤の安定と地位向上のための施策を求めることについて
請願要旨
中小業者は地域経済を支え、雇用創出に大きな役割を果たしている。とりわけ業者青年（青年の事業主、家族従業者）はお客様に喜ばれる商品・サービスを提供し、事業を拡大したいと高い志を持っており、あらゆる産業において技術・技能・知識を継承し、地域の伝統・文化を担う重要な役割を持っている。未来を担う業者青年への対策が、最優先の政策課題に据えられてこそ、これからの経済は発展する。
しかしながら、物価高騰に続く不況で、経営と暮らしは大変厳しくなっている。
今政府が行うべきは、経済政策を外需頼みから内需拡大に転換するとともに、業者青年の果たす役割を正当に評価し、仕事確保や資金繰り支援、税制改善に最大限の力を入れることである。廃業率が開業率を上回る中、起業、創業や事業承継を志す青年たちへの包括的な対策が求められている。
地域社会でやりがいと誇りを持ち、前向きに頑張る業者青年を支援することは、最も対応を急がれるべき政策課題である。業者青年の経営基盤の安定と地位向上を求め、以下のことを請願する。
記
１．県として業者青年の実態を把握し、地域で仕事の確保ができる経済振興の基本理念と政策をつくること。
２．開業資金の金利を引き下げ、自己資金要件をさらに緩和すること。
３．女性、若者シニア起業家資金の若者の対象年齢（現行30歳未満）を引き上げ、低利、簡易、迅速にするよう国に求めること。
４．個人事業者が事業継承しやすい税制などの支援策をつくるよう国に求めること。
