受理番号:請願第14号
消費税を3%に戻すことを求めることについて
請願要旨
先の参議院選挙で、「消費税は3%に」の国民の要求を拒否し、庶民の生活よりも大銀行の応援に熱心であった自民党は、国民の支持を失い大敗した。
選挙での主権者・国民の意思に従い、消費税は直ちに3%に戻すべきである。
消費税増税が国民の消費をさらに冷え込ませ不況を一段と深刻にしたことは国民共通の実感であり、最近では政府自身も公式に認めている。国際通貨基金(IMF)の報告書でも「消費税引き下げ」を提案している。
また、日経新聞の世論調査においても期待する政策の一番は消費税率の引き下げになっている。消費税はもともと所得の低い人ほど重い税金であり、暮らしや営業を破壊する悪税である。このことが不況下の消費税増税によって一層はっきりした。
消費税引き下げこそ、不況から国民の暮らしや経済を守り、戦後最悪の状態から抜け出す確かな決め手となる。
以上の主旨にたって、下記の事項を請願する。
記
消費税を5%から3%に直ちに引き下げることについて地方自治法第99条第2項の規定に基づき意見書を提出すること。