少子高齢化等の社会経済情勢の変化に伴い、国内の需要等が多様化する中で、経営の規模が小さく、生産の効率を高めにくい地場産業を取り巻く環境は極めて厳しいものがあります。また、近年、国内外から日本酒への関心が高まっている中で、本県は古くから酒どころとして栄えてきたにもかかわらず、県内で製造される日本酒が県内で提供され、消費される割合は低い状況にあります。
滋賀県議会地方創生特別委員会では、近江の地場産業や近江の地場産品がその持つ力を最大限に発揮することにより、地場産業が主体となった豊かな地域づくりを進め、地域の個性と特色を生かした地方創生を実現していくとともに、発酵品をはじめとする本県の食文化の歴史等に対する理解を深めつつ、近江の地酒でもてなし、その普及を促進するため、「近江の地場産業および近江の地場産品の振興に関する条例」および「近江の地酒でもてなし、その普及を促進する条例」の制定を目指し、この度、これらの条例案要綱を取りまとめました。
この内容について公表するとともに、次のとおり県民の皆様からの御意見の募集を行います。(お寄せいただいた御意見は、これに対する考え方を整理した上で公表することを予定しており、個々の御意見に直接回答はいたしません。)
平成28年1月28日(木曜日)〜同年2月24日(水曜日)